2016年度 適正技術研修報告会にて

今回の報告会では、初めてAPEXのイベントにご参加いただいた方にも研修の内容がわかりやすいよう、事務局からの研修概要の説明に加え、発表者それぞれに、各プログラムの内容を自分の言葉で説明していただく機会を作りました。聴講された方の理解の助けとなったことを願います。
さて、参加者の発表を聞いていると、改めて、その研修プログラムの幅の広さにと感じます。文献を通じて理念的な議論も行う研究会、国際協力などの分野で活躍する講師から活動実践を学ぶ講義、実際に現場に足を運び、現地の空気に触れながら問題の解決を考えるスタディツアーなど、参加者それぞれ各プログラムへのコミットメントの濃度が異なる中で、参加者同士が創発しあうような感じがあります。そして、この研修に参加される多くの方が持つ共通点として、これから自分で何かを始めたいと考えているというのも、みなさんにとってプラスのモチベーションとなっているのではないかと思います。

事務局としては、そのような高い意識を持つ参加者のみなさんに、参加者と事務局の双方の負担が大きくなりすぎない中で能力を十分に発揮していただきつつ、いかに成果を実感できるプログラムを作っていけるかというのが、今後の課題だと思います。
2017年度の研修プログラムはまだ企画中ですが、内容が決まり次第、ホームページなどでお知らせさせていただきます。来年度のみなさまのご参加をお待ちしています! (APEX塩原)
終了後は恒例の懇親会。盛り上がりました!
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