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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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【MARIの突撃レポート】第三弾 「11月の目玉イベント!!コミュニティ排水処理トレーニング」

こんにちは。APEXの北田です。
みなさん、前回のレポートはご覧いただけましたでしょうか。第三弾は、前回のインタビューで話題にあがったジョクジャカルタで開催したコミュニティ排水処理のトレーニングついて、田中代表に詳しくうかがいました。他にも最新のトピックをお聞きしています。どうぞご覧ください!!



Q1.先月(11月)行われた、住民参加型コミュニティ排水処理に関するトレーニングについて聞かせてください。

A1.今回のトレーニングは、プロジェクトのモデルシステム設置対象地域である中部ジャワ州テガール市、プカロンガン市、スラカルタ市とバリ州タバナン県の各都市/県の政府関係者と3つの協力先NGOのメンバーに集まってもらい、プロジェクトの意義と、お互いの経験を共有するものです。11月15日から17日まで、ジョクジャカルタで開催し、PUSTEKLIM以外の参加者は14名の予定でしたが、実際は20名余り集まりました。初日はPUSTEKLIMから、これまでのプロジェクトの経験と、今回のプロジェクトの目的や活動について説明しました。2日目は、まず中央政府からBAPPENAS(国家開発企画庁)の居住住宅部門のディレクターであるヌグロホ氏の、インドネシアの衛生問題と国家レベルの政策に関する講演がありました。その後、それぞれの地方政府と協力先NGOに衛生問題の現況やこれまでの活動の経験について発表してもらいました。そして最終日は、先行プロジェクトでコミュニティ排水処理のモデルシステムを設置した、ジョクジャカルタのクリチャック地区とスクナン地区を訪問して、実際に動いているシステムを見てもらいました。そして、それらをふまえて、まとめのディスカッションをしました。関係者が一堂に会して、プロジェクトの意義や活動内容について共通認識をもてたこと、お互いに知り合えたことがよかったです。中央政府とのつながりをつくれたことと、ジョクジャカルタ州やスマラン県の政府とも再び関係がもてたことも収穫でした。

トレーニング スクナン地区
講演のようす                モデルシステムの見学(クリチャック地区)


Q2.現地で新しいスタッフを募集していたそうですが、審査は終わりましたか。

A2.今回の事業では、ディアン・デサ財団からリクルートしたスタッフ以外に、新たにスタッフを募集することになっています。それで、新聞に求人情報を掲載して、募集してみました。すると46名もの方からの応募があって、書類審査を通過した12名の方と面接を行う予定でしたが、ドタキャンする人や当日キャンセルする人がいて、最終的に9名の方と会いました。いろいろな人がいましたが、もっと多くを学びたい、経験を積んで力を伸ばしていきたいという意思がはっきりとしている人、自分の培ってきた知識や技術を発揮する場を探している人という、2つのパターンが目立ちました。最終的に2名を採用することになりましたが、いずれも前者のパターンの人です。


Q3.今年も残すところわずかとなりましたが、今月(12月)はどんな活動をされますか。
 
A3.モデルシステム設置対象都市/県を訪ねて、引き続きシステム設置対象コミュニティの選抜や、合意書の締結についての打ち合わせを行います。その他、先月のトレーニングに参加してくれたジョクジャカルタ市政府、ならびに中部ジャワ州政府へのプロジェクトの紹介も行う予定です。


以上、田中さんの11月の活動インタビューでした。田中さんのお話にもありましたように、PUSTEKLIMに新しいスタッフが加わりました!!2名のうち1名はさっそく今月から活動を始めているそうです。スタッフ紹介のページにプロフィールをアップしましたので、是非ご覧ください。アジェン・タンティ・プラティウィさんです★どうぞよろしくお願いします。

(APEX北田万理)

【MARIの突撃レポート】 第二弾 コミュニティ排水処理新規事業始動!

“MARI”ことAPEXの北田です。

突撃レポート第二弾は、先月よりいよいよ始まったコミュニティ排水処理事業の最新情報をいち早くお伝えします!
現在のプロジェクトの進捗を田中代表にうかがいました。




Q1.先月(10月)はどんな活動をされましたか。

A1. 10月10日に日本を出発しましたが、まずジャカルタでJICAのインドネシア事務所にあいさつし、それからジョクジャカルタへ移動してキックオフミーティング的な打ち合わせをしました。その後、バリ島でウィスヌ財団と打ち合わせ、それからジョクジャへ戻り、ソロ市、プカロンガン、テガールと巡業してジャカルタへ出ました。今はまだプロジェクトの初期段階なので、いわば、プロジェクトを実施するためのインフラをつくっているところです。4つの地方政府、3つのNGO、PUSTEKLIMの5,6人のスタッフとそれぞれ契約を結ぶ必要があり、また会計処理システムもしっかりしないといけません。そういう用事と合わせて、モデルシステムをつくる候補地探し、来月予定されている研修の準備などもやりました。

Q2.今回のプロジェクト対象となる4つの都市で、問題とされていることは何ですか。

A2. ソロは大都市で、一部に小さな家が密集した低所得地域があり、そういうところは概して衛生状態が劣悪です。住宅地の中にバティックやタフ・テンペ(大豆の発酵食品)の小さな工場があるところも多く、生活排水とともにそれらの排水も合わせて処理できないかとよく聞かれます。排水以外に廃棄物の問題も大きいようです。プカロンガンとテガールは似ていて、人口25~27万人ほどの中堅都市です。海に面して、海抜が低く、満潮になると水に浸かる地域もあります。排水問題としては、生活排水以外にバティック産業や水産加工場の排水が問題になっています。タナバンは、新興の比較的規模が小さい都市ですが、既に衛生状態が悪いところがあり、下流には観光地もありますから、しっかり排水を処理する必要があります。

Q3.これまでに訪ねた候補地の状況はどうでしたか。

A3. これまでに全部で6ケ所回りましたが、状況は場所によってさまざまで、まだトイレもゆきわたっていないところ、トイレはあるもののセプティク・タンクの状態が悪いところと、比較的いいところがあります。また排水溝も、コンクリートリングをつなぎ合わせて土管のようにして、道路の下に埋め込んでいるところ(閉渠)、開放型の排水溝(開渠)のところ、同じ開渠でも土を掘っただけのところもあれば、コンクリートでつくっているところもあります。ほとんどの場合、雨水と家庭排水を同じ排水溝に流しているので、排水を処理しようとするとそれを分離しないといけません。広くて、排水処理設備の設置場所を探しやすい一方で、配管のコストが嵩みそうなところと、せまくて、配管は短くて済みますが、処理設備の場所を確保するのがむずかしそうなところなど…。開放型の排水溝で、水が澱んで流れず、ゴミも捨てられていて、頻繁に洪水になる、といったところもいくつかあって、そういうところは最悪です。それでも、住民の人に聞くと、「直したければ直してもいいけど、別に今のままでも構わない」という人もいたりします。これから候補を絞っていきながら、住民の人たちとよく話し合っていくのが大事だと思います。

Q4.それでは、来月(11月)の予定を教えてください。

A4. 来月(11月)の目玉は、ジョクジャカルタで行うトレーニングで、今回の事業に参加する4つの都市/県の政府関係者、3つの協力先NGOの人たちに集まってもらい、PUSTEKLIMの経験の今回のプロジェクトについて説明しながら、政府側や協力先NGOからも、それぞれの状況・政策や経験を紹介してもらい、コミュニティ排水処理の現場見学もしてもらうものです。いわば、キックオフミーティングのような企画です。中央政府からも、インドネシアの衛生改善政策の中心人物である、BAPPENAS(国家開発企画庁)のヌグロホ氏も来てくれることになっているので、中身のあるトレーニングになるのではないかと思っています。

今回のインタビューで、このプロジェクトが順調に滑り出していることが伝わってきました。今後、どのように展開していくのか個人的にも楽しみです。進捗は逐次お伝えしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみになさってください。

(APEX 北田万理)

MARIの突撃レポート!!~第一弾~【APEX代表田中直さんを直撃!!】

みなさん、こんにちは。国内インターンの北田です。だいぶ秋も深まってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、私がAPEXに携わり始め、早半年以上が経過してしまいしました。

これまで、事務局のお仕事を手伝ったり海外事業の最新情報をうかがったりと毎日有意義な時間を過ごさせていただいているのですが、代表やスタッフのみなさんはいつも忙しそう。最新情報をもっとタイムリーに配信したいと思っても、なかなか時間が取れないんだよね・・・というつぶやきも度々耳にします。

そこで!!私北田が、APEXの活動やスタッフなどの最新情報を、神出鬼没の突撃取材でみなさんにお伝えしていきたいと思います。題して、「MARIの突撃レポート」!

さっそく第1弾は、APEX代表の田中直さんを直撃しました!田中代表は、毎月インドネシアと日本を往復する生活を送っています。田中さんのインドネシアでの日々や国際協力への思いなどをうかがいました。
なお、この記事は、APEX通信No.70にも掲載しています。活動のより具体的内容や技術的なことはAPEX通信をご覧下さい。




 一年の三分の二をインドネシアで過ごし、毎月日本とインドネシアを行き来する生活を送っている田中さん。そんな田中さんのある一日のスケジュールをまとめてみました。(下記参照)この日は、フローレス島にあるジャトロファセンターで午前中に搾油・精製作業、午後はそれに加え、焼却炉の試運転を行ったそうです。あいにく、なかなか思うように作業が進まなかったそうです。
 現地スタッフとの日々の仕事のなかでは、意見が食い違うこともしばしば。しかし、喧嘩が出来る関係があるからこそ信頼関係が築けると田中さんは言います。インドネシア人だからといって特別なことはなく、嘘をつかない、間違っていればきちんとそれを伝える、などといったような普通の人間関係を築いていくことが大切とのことでした。
 休日はどのように過ごしていらっしゃるのかお聞きしたかったのですが、「NGOの代表には365日休みなんてないよ。」 確かに、スケジュールからも常に仕事のことを考えている様子が窺えます。しかし、この仕事は自分にとって好きなことであり、苦にならないと田中さんは言います。「自分の本当にやりたいことをだんだん実現していけるように、たえず勉強していくことはとても大事なこと。本当に好きなことを追求すれば、それで食べていけるようになる。足はとにかく動かしていれば、止まることはない。とにかくその時々で必要なことをやっていればいいし、もしある時、何か迷うことがあっても、それは半分解決策が見え始めている証拠。」と田中さんは話してくれました。
 自分の好きなことをし、それを仕事にしたいという思いを抱く人は、少なくないと思います。しかし、本当に好きなことに専念することは、案外勇気のいる行動だと思います。まずは、自分を信じることこそが、夢を叶える一歩なのではないでしょうか。

直さん
右:田中さん 
「Good Job in NGO!!」というメッセージを頂きました。

スケジュール
(田中さんのある日のスケジュール)


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