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インドネシアを中心に活動を行う特定非営利活動法人 APEXのスタッフ日記です。ここに書かれたことはスタッフの個人的見解であり、APEXの公式見解とは異なる場合があります。

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ジャトロファ・センター内の機械の移設

3月から本格的に始まったジャトロファの種子の買い取りも5月に入って、少し落ち着いてきたような気がします。
種子集められた果実の殻
(左:ジャトロファの種子、右:ジャトロファの果実の殻)

本格的に搾油を開始する前に、ジャトロファ・センターの機械の移設・整備を行っています。まず、ココナッツ・オイル生産用に調整した搾油機とフィルタープレスを、搾油・精製設備建屋から第2種子倉庫に移設し、第2種子倉庫をココナッツ・オイル生産用の建屋に変更しようとしています。ジャトロファ油は毒性があるので、ジャトロファ油と調理用のココナッツ・オイルが混合しないように配慮したものです。
第2種子倉庫に移設した機械
第2種子倉庫に移設されたココナッツ・オイル生産用の搾油機、フィルタープレス

さらに、現在使用しているディーゼル発電機は100kWと高出力のものなので、例えば搾油機を1台動かす場合など電力負荷が小さい場合には燃料消費量が多い(燃費が悪い)のが問題でした。少し離れたところに設置された小規模設備用の30kWの発電機が今は使用されていない状態だったので、それを移設して、電力負荷が小さい時はそちらを使用することにしました。
移設する発電機
移設する予定の発電機

移設する発電機の雨除け
移設する発電機が雨に濡れないように雨よけを設置しています。

機械の移設が終了したら、ジャトロファの種子からの搾油を開始する予定です。

(APEX彦坂)

エルニーニョの影響でいつもより遅いジャトロファの収穫開始

いつも11月ごろには雨季が始まるフローレス島ですが、今年はエルニーニョの影響で12月後半ごろからやっと雨が本格的に降り出しました。その影響で、ジャトロファの種子の買い取りはいつもより1ヶ月半遅く、3月から本格的に始まりました。

始まったのもつかの間ですが、4月上旬には、すでにフローレス島のある東ヌサトゥンガラ州の一部は乾季に入ったとインドネシア気象庁が発表しており、今年の収集量はあまり多くないかもしれないという不安に襲われます。

しかし、とにかく全力を尽くして集めるのみです。


と、書いていたら、雨が降り出しました。にわか雨かもしれませんが。

種子倉庫
種子倉庫に集まった種子の測量を行う現地スタッフ

なお、ニュースなどでは、今年も東ヌサトゥンガラ州は不作に悩まされているという記事がいくつも出ています。
Farmers struggle as rains stay away - The Jakarta Post

東ヌサトゥンガラ州のナゲケオ県と南中ティモール県内の39ヶ所の村では飢饉の危険性があり(Penduduk di 39 desa di NTT terancam kelaparan - BBC Indonesia)、その2県のうち、フローレス島にあるナゲケオ県の21ヶ所の村では水がなく、地面に穴を掘って湧き出る泥混じりの水を利用している(Kemarau, Warga 21 Desa di NTT Minum Air Lumpur)そうです。

ジャトロファの収集だけでなく、こちらの方も心配ですが、状況が改善するのを祈るばかりです。

(APEX彦坂)

コンポストの運搬と住民との会合

エルニーニョの影響で、フローレス島では雨の少ない雨季となっています。それでも1月中旬から2月中旬にかけては、雨が多く降っていましたが、それ以降はあまり降っていません。雨季の主な農産物は米とトウモロコシですが、米はおろか、トウモロコシでさえ収穫に失敗する農家が多く出るのではないかと心配しています。乾燥に強いジャトロファの買い取りが、少しでも役に立てばよいのですが。

さて、話は代わりまして、先日、東フローレス県のベロギリ村の種子収集人からコンポスト2トンの注文があり、それを届けに行きました。注文は2トンでしたが、在庫は1トンのみだったので、販売したのは1トンのみです。カウンターパートのディアン・デサ財団が所有する2トントラックを借りて、運びました。

コンポストの運搬コンポストの運搬2

そのついでに住民との会合を行ってきました。ここは元々、ジャトロファの種子を買い取っていた地域ですが、ジャトロファの栽培と買い取りについてより広く理解してもらうための会合でした。実は去年から来訪を依頼されていましたが、その他の仕事などでなかなか訪問できず、先日やっと実現できたものでした。このような農村部では、時として、インドネシア人のスタッフではなく、外国人(日本人)である私が直接行くことで住民の信頼感が増すことがあります。

住民との会合2住民との会合

今回はジャトロファ・センターから遠く離れた場所ということもあり、搾油の様子やジャトロファ・センターの設備を撮影した動画を少し見てもらいました。

新たにジャトロファを植えたら、その後の技術的な相談などフォローアップもしてくれるのかどうかと何回も尋ねられましたが、政府や諸外国の企業などのプロジェクトで、ある作物を植えても収穫の段階になって買い取る人がいなかったりといったことを何度も経験している農民だからこその執拗な確認なのかもしれません。

余談ですが、夜に村を出発して、マウメレに到着したのは深夜。霊感の強いスタッフが運転するトラックには、目には見えない人たちが何人も便乗して乗り込んできたそうです。家に着いたら、何かが着いてきている感じがして、塩でお祓いをしてから家に入りました。

(APEX彦坂)

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